First Landing S.P.& Virginia Beach
 ゴルフもテニスもしない不調法な私達にはGreenbrierResortを満喫する能力不足・・・と、自分を納得させつつ退散後、気まぐれで大西洋に向かう事になりました。お天気が良かったらどんな素晴らしい眺めが楽しめたのだろう?と思いながらEx.64でアパラチア山脈を横切り東へ。この日はRichmond,VA.に泊り、翌朝大西洋、まずはFirst Landing 州立公園とNational Areaに寄りました。1607年アイルランド人が定住する為に大西洋を越え初めてここに上陸したのを記念する公園です。アイルランド人達が来た時には海の色はどんなだったのでしょう?この日は荒れて灰色だったのが残念です。しかしVirginia Beach(写真右)にはサーファーがたくさん海に出ていました。ホテルのやレストランが建ち並ぶ大通り、アメリカ版熱海の海岸ではないか!と私の目には写りました。 


Chesapeake Bay Bridge & Tunnel
 Chesapeake Bayを囲む様に突き出しているCape Carlesとの間を結ぶ橋と海底トンネルをちょっとだけドライブ。アメリカ版ベイ・ブリッジは有料道路なのにUターン可能でした。彼方此方に景色を楽しむ為のView pointがあり、晴れていたらここでも素晴らしい景色が眺められた事でしょうに・・・。小鳥も人間に慣れているのかカメラを向けてもジーット動かなかったこの小鳥の名はなんと言うのでしょう?           
 さてまたもや、夕方になってからEx.64をWest Virginia まで戻りました。 


General Lewis Inn at Lewisburg W.V.
  夜遅くになってから訪ねて行った小さな古い(1834〜)宿ですが、気持ち良く泊めてくれました。この辺りから運気が上昇して来たような気がします。しかしこの後ちょっとしたハプニングが。
夕食を買いに行った帰りに宿のある通りに可愛いお店が並んでいたもので、車のスピードを落としてwindowを眺めていたところ、車の後で青や赤のランプがピカピカ。何と!巡回中の警察官に泥棒と間違えられたみたいです。すぐにGeberalLewis Innに入って車を停車した所で職務質問を受け「ここに泊っているのなら・・・」と言って無罪放免となりました。ホッ!さすが信用の厚いInnなのですね。
 1782年に開村し、今はNational Resiter Historic District となっているLewisburg にある老舗の宿に相応しく、家具や装飾品、展示物がなど全て古くて由緒あるもので、小さな博物館に泊ったような感じがしました。
 そして翌朝は待望の青空。この旅は主にこの日に楽しみが集約されていたと言っても過言ではありません。


Mountain Highlands Scenic Drive                                                                  







 いよいよ本来の目的に沿ったドライブの始まり!と抜けるような青空の下、張り切って219  US Routeを北に向かって出発しました。途中Droop Mt.Bttlefield S.P.でwhite taildeer を初めて見て、慌ててカメラを向けたのですが、シャッター・チャンスは逃してしまいました。でも左下にかすかに白い尻尾が写っています(2)。
 少し先に「パール・バックの生誕地」があり、更に進むと この観光ルートの南の玄関口に当たるMarlingtonに出ます。ここの観光案内所(3)で凄く親切なおばさんに観光マップを貰い、お勧めのコースを訊いた後、大衆食堂(4)でランチを調達しました。ここでの忘れられないエピソードを一つ。主人が車を取りに行っている間に注文したサンドイッチが出来て、コーヒーと合わせて4個の荷物にマゴマゴしていた私に、そばにいたこれまた親切なおばさんが「私が一緒に持って行ってあげる」と声を掛けてくれました。親切に感激しつつお店を出た所で、すぐ脇のベンチに腰を掛けて日向ぼっこをしていた白人おばさん3人組みの話し声が耳に飛び込んで来たのです。「この町にもChineseが来るようになったのネェ・・・」聞こえよがしに言ったのかどうかは分かりません。でも、白人は凄く親切な人と差別主義を露骨に出す人と両極端で、特に住民の殆どが白人の田舎町だとその傾向が大だと改めて感じた次第です。ちなみにドアの横の黄色いリボンは、イラク戦争が始まった頃でしたので、出征した兵士たちの無事な帰還を祈って飾られていたものです。
 山道を少し登ったところの見晴台で下界の景色(5)を眺めながら昼食。人っ子一人居ないシーズン・オフの Snowshoe Mt. ski resort に寄ったりしながらNorth Fork River(7)沿いを北上しました。この辺りの川は、幾筋かの川が山の中から平行に並んで流れてきて麓でPotomac River1本に流れ込みます。それらの川筋がフォークの形に似ていることから、Fork Riverと名付けらたそうです。
 この日の最終目的地Seneca Rocks に到着。と言うより、もう日が暮れかかってきたので、Mountain Highlands の中央までで終わりにせざるを得なかったのですが。ここにはロック・クライマーたちの練習場もあるようです。この岩肌は眺めているだけで十分、登ろうという気にはとてもなれません。
 岩山を後にし、またもや 33 → 79 → 50 と高速道路を乗り継いで、W.V.州を東から西へと横断する暴挙をして、OH州まで戻りました。


 histric Marietta,OH.
 オハイオ州の南東の端にある有る街 Mariettaに、何の予備知識もなく迷い込んだのは、幸運でした。夜の街に教会sのステンドグラスが浮かび上がっている見事な夜景を楽しみつつ、ここでもお宿探しには一苦労。観光用のトロリーバスが走っていそうな街(バス停があったのでその様に想像)にホテルが無い訳がない と散々探し回った挙句にOhio River沿いに見つけたThe Laffayette,は(左から2番目の写真)、Histric Hotels of America に推薦されている100軒のホテルのうちの一つです。川の景色が見える最上階の部屋に泊りましたが宿泊費はとてもお安かったのです。それもそのはず、ガタガタ騒音を立てながらノロノロ動くエレベーターなど途中で止まって中に閉じ込められたらどうしよう、階段を上ったほうが速いかも・・・と心配するほどで、histric って老朽化と言う意味かも?でしたから。
 翌日はこのpretty かつcuteな街を見学。前夜みた夜の教会の方がステンドが映えて綺麗だったわ!などと不謹慎にも思い、また信者でない私達はごミサはクリスチャンにお任せして、一足先に Mill's house(右から2番目)でSunday Brunch を楽しみ、その前にあるMarietta College (右端)校内をお散歩しました。Millさんはこの町の有力者だった方で、Millさんが創設したのがMarietta Collegeのようです。Mill's house にはキルトが展示されていたりして、とても良い雰囲気に浸れました。またMarietta Collegeは大して広くはありませんが、ハナミズキなどが咲き、新旧の建物が見事に調和した素晴らしいキャンパスでした。


Amish
 さて、いつまでもMariettaに留まっている訳には行かないので、シカゴに向けて出発。昨日以上の暴挙(快挙?)で、広いOH.州とIN.州の2州を横断。しかも途中Amish Acresに寄りたかったので、殆どEx. wayを使わずに走りました。
 OH.州のHolmes Co.を走るHwy.39沿いは、景色も素晴らしい豊かな牧草地帯で、いくつかの Amish areaが点在しています。丁度view point に車を停めて写真(左)を撮っていたところにAmishの馬車が来たので、思わず写真を撮ったのですが、彼らにカメラを向けることは宗教上の理由からいけないことだったようです。馬車の外からだったので勘弁していただきましょう、ごめんなさい!ここで停まったこの馬車から子供が次々と降りて来たのでたので、思わず数えた所なんと7人!Amishの人たちは子沢山とは聞いていましたが驚きました。当日は日曜日で安息日に当たる為、どこもお店がお休みだったのは残念でしたが、でもここでAmishの家族に会えたので満足しています。