シカゴ滞在中に出会った アメリカらしいEVENTの数々をご紹介します。
アメリカンの季節感は、自然現象などの移ろいよりも、この様なEVENTによって感じているのではないか・・・と言っても過言ではないような気がします。そして民族ごとにお祭りがあり、観客の人種その構成もevent毎に異なるのも特徴でしょうか。
そして野次馬根性旺盛の私はと言えば、自分自身がEVENTを楽しむ以上に、乗りの良いアメリカン達がフィーバーする姿を観て、これぞアメリカ!と興奮するのがいつものパターンでした。

 Winter Delight
 クリスマス・デコレーションは1月最初の週末に終り、その後ミシガン・アヴェニューはWinter Delightで彩られます。クリスマスの様な華やかさは有りませんが、センスの良い飾り付けは、シカゴの冬の寒さが一番厳しい時期に、見ている人の寒さを和らげてくれる様な気がしました。


 St. Patrick's Day


 3月17日のSt. Patrick's Day直前の週末に行われる Irishのお祭りです。
寒さの厳しい冬ももう直ぐ終わり、春がやってくると言う予感の時期、町中がシンボル・マークとカラーである緑色のクローバーで埋め尽くされ、シカゴ川まで緑色に染まります。(見た瞬間にバスクリーンを流したの?と思ったのは無粋な発想ですね)この2日間は夏の観光シーズに先がけて天候が許せば(氷結したシカゴ川が融けていれば)観光船も運行します。
 そしてグラント・パークの中を通るコロンバス・ドライヴではIrishのパレードが行われます。私がそこに着いた時には既にパレードが始まっていたので人込みの中からでは人々の頭sしか見えず、遠くにパレードが通っている気配やバグパイプの音色が聞こえてくるだけでした。が、それでもその場に居てお祭りを楽しむアメリカンの姿を観る事で、存分にお祭りの雰囲気を感じて楽しめました。右写真の中央あたりに警察官がパレードしているのが見えますです。Irishの方々は伝統的に警察官や消防士の職業に就く方が多いそうです。
 もの凄い数の観光客の殆どが白人ばかり(Irishばかりかどうかは分かりませんが)と言うのも、このお祭りの特徴でしょうか。そしてお料理といえばコーン・ド・ビーフです。



 
Blues Festival
                    
 

 アメリカのsummer vacationは5月末のMemorial Dayの連休に始まり九月始めのLabor Dayに終わります。
 ブルースの本場シカゴで夏休みの開幕を告げるのはMemorial Dayの連休にグラント・パークで行われるブルース・フェスティヴァルです。会場のあちこちに特設のステージが設けられ(左の写真は常設のメイン・ステージで歌うブルースの女王ココ)また食べもの屋のテントが並び(写真右)凄い人出で賑わいます。老若男女・白も黒も(やはり黒人の観客の割合が高かったようです)音楽に合わせて歌い踊り出すのは当然、ノリの悪い日本人は、ただただ呆気にとられキョロキョロするばかり・・・。


  Air Show
 シカゴの夏の最後を飾る大イベントAir Showです。毎年8月半ばの週末にNorth Av. Beach(Downtownの北1`程のところに有るミシガン湖畔のBeach)を舞台に催されます。この2日間はNorth Av. Beachが座るところも無いほど人で埋め尽くされるのは勿論のこと(写真1・2の如く)観覧可能な範囲にあるミシガン湖畔は人・人・人で埋め尽くされ、ミシガン湖には格段に多い数のヨット(写真4)が出ています。予行演習が行われる前日の金曜日からの3日間は、飛行機の爆音が聞こえて来ると居ても立ってもいられず、私は毎日湖畔に出て見とれていました。
 1・2 は2002年のものです。1は最新鋭機のブルー・インパルスの編隊(曲芸?)飛行。 当たり前の事ですが、超音速で飛ぶ戦闘機は、音が聞こえてからその方角を見たのでは、機体は見えない事を実体験しました。エアー・ショーのフィナーレを飾ったこの飛行に観客は大きくどよめき、興奮!イラク戦開戦か・・・?が微妙だったこの時期、この飛行は観ているアメリカンの士気を鼓舞しているような気がしました。
その隣は垂直離着陸戦闘機ハリアー。この小型戦闘機は早く飛ぶだけでなく、空中で静止も出来ますとの実演です。
3,4 は住んでいたアパートの屋上から撮影したものです。North Av. Beachとは4キロ程離れていたのですが、建物の間を縫うように、またミシガン湖上を飛行して、会場のBeachに向かう戦闘機を観るのも面白いものです。

イベントの時の交通整理は騎馬警官と言うのがお決まりのようです。お洒落ですが馬糞が臭い!のが難点で・・・。(5)


  Venetian Night
 8月後半に開催されるヴェネチア人のお祭りです。Grant Parkでのミュージック・フェスティバル(上段の2枚の写真)と、その夕は直ぐ隣にあるMonroe Harborで花火が打ち上げられます。ホールの椅子に座るのも良し、しかし広い芝生の上にカーペットを敷いたり、テーブルと椅子を持ち込んでお弁当を広げるのが、アメリカン・スタイルです。
 下段左の写真は花火のために場所取りをしている人々。一体何時から待っているのか?こうやって花火を待ちながら食べたり飲んだり・・も、彼らにとっては楽しみの一つのようですが、一寸待ちくたびれている様にも見えました。


 Columbus Day
 10月第2月曜日、イタリア人のお祭りです
Columbus Dr.のパレードを観に行きました。2001年、私にとってはアメリカのイヴェント初参加!と張り切って行ったのですが、テロの影響があったのか、期待したほどではなくちょっとガッカリした記憶があります。でも、アメリカのパレードはイリノイ州内のたくさんの高校のブラスバンドが参加していて、各校ともなかなかみせるので、プロフェッショナルだと、感心しました。


  Chicago Marathon
 10月の第2日曜日、シカゴ・マラソンが開催されます。アップダウンが全く無いシカゴですので、記録が更新される事が多いので有名な大会です。 まだ10月初旬ですが朝の気温は5℃位しかなく、コ−ト等を着込んで観戦しました。
 downtownにあるNavy Pierをスタートした選手達はLincoln Parkを北上し、私が住んでいたアパートの角を曲がって西に向かいます。2001年 在住最初の年は、招待選手がアッと言う間に過ぎ去った後(左)、寒い!寒い!とブツブツ言いながらアパートの玄関を入っていったら、ドア・マンに「これからが面白いのになぜ帰ってきたの?」と言われ、「ハァ何で???」と首を傾げましたが、直ぐにその訳が分かりました。次から次へと走ってくる一般参加のランナーたちと 彼等を応援する人たちがどんどん増えて、その奇声で沿道は埋もれます。全てにおいて参加型と言うのがいかにもアメリカ的だと、感心しました。隣で観戦していたお母さんと子供達、「この子たちの伯父さんがあそこを走っているのよ!」と誇らしげに話しかけてきたのも、人懐こいアメリカンらしいなぁと思える出来事でした。


  TALL SHIPS CHICAGO 2003
 Tall Shipに乗ってヨーロッパから海を渡ってきてこの地を開拓した先祖を誇りにしているアメリカンにとって、Tall Shipには特別な思い入れがあるようです。この催しは2年に1度くらいの割合で開催されます。
 Cleveland,OH.(エリー湖)を7月9日にスタートした約30艘のTall Shipsは、途中レースをしながら航行し、ヒューロン湖経由でChicago、IL..には7月30日から8月4日まで寄港しました。Sarnia,Ontario,Canada(スペリオル湖)に8月21日にゴールです。改めて地図を見たら、5大湖は運河などで繋がっているのですね。
 1はイヴェントのたびにはdowntownにいつもはためくお洒落な旗と、赤いCHICAGOの文字はシカゴ劇場の看板です。2・3はNavy Pierに係留されたTall Shipで、スタッフは帆を畳んで仕舞っています。
また、シカゴ川沿いに係留されていたtall shipは乗船可能(有料)で、中を見学できました(4)。