Finger Lakes 「Rochesterまで来てFinger Lakesを周らずに帰るなんて!」 と、Chicagoに直接戻るつもりだった主人に非難を浴びせたRonの強い勧めで、更に東へ進路を取る事になりました。Finger Lakesは、南北方向に細長い湖が大小合わせて十数個並んでいることからこの名がつきました。 |
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Seneca Lake お隣のKeuka Lakeは殆ど素通りし、更に東隣にあるSeneca Lakeへ。この辺りはAmish Acresで、The QuiltRoom(右下)にどうしても寄りたくて「馬車に注意」の標識の立つ道路をさんざん迷いながらようやくたどり着きました。現代文明を拒否しているはずのAmishのこのお店にはレジもあるし、駐車場には車もあり「なるほど、馬車を見かけるはずがない」と納得。しかしAmishとの初めての出会いには大満足し、記念に少しばかり秋色の生地を買いました。 Finger Lakes周辺はの辺りはブドウ畑が多く(左下)wineryもたくさんあります。下段中央の写真はGlenora Wine Cellarsです。ここはInnやRestaurantも併設されています。湖を見下ろしながらここでのんびり過ごせたらよいなァ・・・と、すっかりこの辺りののどかな景色に魅了されました。この辺りに魅力を感じたもう一つの理由はゆるやかなup & down.。平坦なシカゴは暮らしやすいものの、山坂のある日本のような地形が懐かしく感じられたのです。 |
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Seneca Lakeの北端にあるState Parkです。石と水とが織り成すハーモニーを片道1.5mile(約2.5km)の狭くて急なtrailを歩きながら堪能できます。アメリカ国内で最も小さな州立公園ですが、近年の少雨の影響で水の量が大幅に減っているのが心配されています。 |
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さらに東へ進み Cayuga Lake (左)の北端 Ithaca に泊まりました。IthacaはCornell Univ. のある大学の街です。湖の両岸は結構急な切り立った地形になっていて、Cornell Univ. のキャンパスもその斜面に在るため、アメリカの大学としては狭く感じましたが、19世紀後半に創設された大学のキャンパスは知的な雰囲気でした。 翌朝 Finger Lakesに別れを告げ、Corningへ。途中13号線沿いの山々は一部紅葉が始まっていました。この辺りの紅葉のピークは10月初めの2週間だそうです。その頃再来出来れば良いのだけれど・・・! Corning 世界的な企業である STEUBEN GLASS の企業城下町で、Corning付近の住人全員がこの STEUBEN GLASS の関係者だと言っても過言ではない位です。世界初の耐熱ガラスを発明したこの企業の Corning Museum of Glass CMOGには、Glassに関する様々な資料が展示され、また Hot Glass Show (左)では Flameworking Live! が観られます。また Shop the Glass Market では色々なガラス製品のお買い物も出来ますので、興味のある方なら1日中楽しめます。 LunchはCorningのmain street、 Corning Market St.で取りました。お洒落な時計(右)があるこの通り、main street とは言ってもほんの数ブロックの間にお店が少し並んでいるだけで閑散としていて、それが歩いて数分のCMOGの辺りとは対照的で、印象に深く残りました。 |
OHIO
いよいよ(嫌々!)帰途につきました。 CorningからExp.86→90を西へ向かいOhio州のCleavelandで日没。陽の沈むさま(左)はとても綺麗ですが、ドライバーにとって西日は眩しく堪りません。その先Erie湖沿いに進みSunduskyに1泊しました。Sunduskyの辺りはS.P.のある島が点在していて、Ohio州で最も景色の良い所と、Ohio州出身のSallyさんのお勧めです。しかし朝から雷雨に見舞われ(中央)せっかくの景色も怪しげな雰囲気に包まれ楽しめませんでした。20kmほど西にあるPort Clintonまで進んだ昼近くにようやく晴れ間が広がりました。左の写真は Marblehead Lighthouseです。どこに行っても アメリカンは灯台が好きなのだなァ・・・と感心します。遠くヨーロッパから命がけで航行して来た祖先達が灯台の明かりを見た時の同じ思いを味わっているのでしょうか。ここでも少人数しか上がれない灯台の入り口に長蛇の列が出来ていたので、上るのは諦めました。Port Clintonの船着場にある大衆食堂で食べた魚のフライのサンドイッチが美味しかった事!しかし船着場まで行きながら、シカゴに戻るのが遅くなるから・・と島には渡らずフェリーを見送って、帰路につきました。 |