St. Patrick's Cathdral
 5th Ave.沿いにあるIrish系の大きな教会です。上段の左側の写真に右側の写真を乗せると、ドイツのケルン大聖堂を模したとされる高さ100mの尖塔のある教会の外見の全容が分かります。
 下段は教会内に飾られていた主のご降誕の様子を表した陶器の人形の写真、左は12月24日に右は25日に撮影しました。左側の写真が参観者が多くてそばまで近寄れずに撮った為、左右の違いが良く分からないと思いますが、24日にはなかったイエズス様のお人形、25日の写真では干し草の中にご覧頂けると思います。ご降誕になった25日の深夜0時、深夜ミサの最中に厩の中に置かれるのでしょうか?その様子を実際に見てみたいですね

 N.Y.のChristmas Day もやはり どこもかしこもお休みでした。
開いていたのは教会と公園 、ホテルのクリスマス・ビュッフェと劇場やコンサート・ホールなど、ごくごく一部だけ。キリスト教徒がミサに与る以外、アメリカンは一体何をしてこの日を過ごすのか?家族だけで?Home Party?と、不思議でなりません。 我が家はこの日またしても行き所がなく、インターコンチネンタル・ホテルでクリスマス・ビュッフェの後、閉っているお店のウィンドー・ショッピング、教会、ロックフェラー・センターと雪の降る5th Ave.をセントラル・パークへ向かい散歩。夜は憧れのカーネギー・ホールで当日券を買い最上階の席でコンサートを楽しみ 行かれるところには全て行ったと言う1日でした。


Rockefeller Center
 5th Ave.〜6th Ave. と48th St. 〜52th St.の間にあるRockefeller Centerは、19のビルから成る大コンプレックスです。その中の一つRockefeller Plaza前に世界で一番(?)有名なCristmas treeが飾られます。
5th Ave.からクリスマス・イルミネーションで飾られたビルの間の路地を入って行くと、正面にギリシャ神話のPrometheusの黄金の像の上に見えます。そしてその下の広場 Lower Plazaは、10月から4月までこれまた有名なスケート・リンクになります。Plazaを囲む歩道には国際連合に加盟する国々の旗が翻り、Holidayseasonとあってその下は 人!人!人! で溢れかえっていました。まさかリンクへの入場を待っている人の列ではないただの観客だと思いますが・・・。70階建てのRockefeller Plazaはどの位の高さなのか分かりませんが、カメラを斜めにしても全体が納まりませんでした。このPlaza前の空間は高層ビル群の間にありながら、独特な雰囲気に包まれています。
 Chicago贔屓の私には、Daley Plaza前のChristmas TreeもこのTreeに勝らずとも劣らずと思えたのですが如何でしょうか。


 Musical
 N.Y.と言えば?と 問われた場合、千差万別の答えが返って来ると思いますが、私の場合は何と言ってもBroadway Musical!これ以外に答えは見つかりません。元々ミュージカルに限らず、舞台を観るのは大好きですが、本場のミュージカルの虜になってしまいました。
 旅行中 Majestic Theatreで "The Phantom of the Opera” を2回と Imperial Theatreで ”Les Miserables” を観ました。しかし、ここにちょっとした落とし穴がありました。key word は「ダブル・キャスト」と「代役」です。
まず23日に、The Phantom of the Opera を観劇しました。怪人役とクリスティーヌ役の二人の表現力・歌唱力が共に素晴らしく、その上にお互いに相手の良さを引き出しているので、二人の間の情愛が非常に素晴らしく表現されていて、言葉が分からなくとも心に伝わってくるものの大きさに感激しました。これは是非是非もう1度!と思い、再度26日に観劇。しかし2人目のクリスティーヌは、やたら気が強くて怪人とまるで競い合っているみたいな感じに「こんなはずではなかったのに、同一人物???」と首を傾げていました。幕間に確認したら まさかの「ダブル・キャスト」。ガッカリもしましたが、しかし、これも良い経験でした。一つの公演で相手役によってこんなに大きく演出を変えるのだと知り、全く違うものを観ているような気がしましたし、また二つの怪人役を演じ分けられるHOWARD McGILLINの技量に感心し、すっかりファンになりました。
24日はロングランを続けている"Les Miserables"です。幕が開いてミュージカルは進行しているにも拘らず、いつまで経っても「ハテ、主役のジャン・バルジャンはどこ?」と思うほど存在感が薄く、脇役ばかりが目立ってとにかく上手い!どうした事かと思えば「代役」のお知らせがPlaybillにはさまっていました。普段役名のない役を演じている俳優が、主役に回って演じていたのです。本来この公演で主役の俳優は、他のミュージカルのオーディションに受かったので降板したと後から知って驚きました。契約社会のアメリカでこのようなことが起きるなんて信じ難いのですが、”Les Miserables”もそろそろ公演打ち切りの話が出ていましたので、他に条件の良い役に就ければ割り切ってそちらに移るというのも実力主義のBrordwayならでわ なのかも知れません。観客有っての役者ではないか!と、腹が立ちました。しかし、フィナーレではジャン・バルジャン演じた代役の俳優にstanding ovationが贈られ、暖かい気持ちの中で劇場を後にしました。
 写真は左から   Majestic Theatre前。           幕間に引き上げられていく落ちたシャンデリア。  
            拍手の鳴り止まぬフィナーレ(この時だけはカメラOKでした)。    Les Miserablesの幕


 Christmas
 N.Y.のChristmas 左から
Wall St.にある N.Y. Stock Exchange前   アメリカの国旗とChristmas treeの組み合わせがお洒落で、
                           証券取引所と言う場所には似つかない様に思えました。
Intercontinental Hotel             ロビーにあったtreeは天井と一体化していて素適でした。
Grand Hyatt                   Entrance。流水の上にtreeが置いてあるのは珍しい。
New York Palece  Madison Ave.側の4F建ての建物は元鉄道王ヘンリー・ピラードの邸宅で、個人の家だったとは思えないような
            ゴージャスな玄関やロビーに、思わずため息が出ました。
            Park Ave.側に この建物に繋がって高層のビルがあり、今では客室数900余りの高級ホテルです。
Macy's Depertment Store    12月26日から恒例のAfter Christmas Sale開催中。店内の混雑状況を創業当初からある名物の
                    踏み板が木のエスカレーターに乗って撮りました。この広いデパートの中に婦人用のトイレは3Fと5F
                    のみで(記憶に間違いがなければ)長い行列に並んでトイレを借り、お買い物はせず帰りました。
                    世界一のデパートに入ってみたかった、目的はそれだけだったのですが、でも何か一つぐらい・・・。