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  和 風 1   有田と 九谷  へ

 
                   2017年12月 
 染め付け

 10月末に、有田焼の山崎伸悟先生の特別講習会がお教室で催され、参加しました。
 染付とは、白色の胎土で成形した素地の上に、酸化コバルトを主とした絵の具(呉須)で模様を絵付し、その上に透明釉をかけて高温焼成した陶磁器です。模様は藍青色に発色します。

 写真の下地が山崎先生の見本です。作業は、素焼きのお皿に既に見本と同じ下絵が描かれいて、至れり尽くせり常態!それに、呉須でライン書きした後、筆さきに呉須を付けて濃淡つけながら色付けして行きます。と言うのは簡単ですが、素焼きのお皿だと、一度描いたらもう消せない!と言うのが私には致命的です。が、どうも消しゴムや綿棒などで擦れば消えるらしい!と言うのを発見!した友人がいて(^_^)/でもやはり自然なグラデーションの付いた仕上がりには程遠いですが…。右上の写真が、素焼きに描いた状態、焼成されて手元に届けて頂いたのが、左下です。こんなに描けたんだと、感激しました!当に自画自賛です(失笑)
 山崎先生のお人柄が反映して、穏やかで楽しい講習会でした(*^_^*)絵付けの極意は、楽しんで描く事だそうです〜納得


  
                  2016年2月
 お正月セット
 時期外れになってしまいましたが、奴凧と獅子舞のお皿3点が完成しました。昨年暮の雑誌の通販コーナーに載っていた暖簾等の写真を観て、このデザインで・九谷のお皿に・九谷の絵の具(特に九谷青)を使って描きたい!と自分の思い付きにちょっと興奮気味になりながら仕上げた作品です。九谷の絵の具は、未だ慣れず、均等に塗れませんでしたが、この3枚をもって勝手に卒業です(笑)
奴さんも、獅子舞も、顔の表情が上手く描けたかな!?と自画自賛、気に入っています。
 獅子舞2皿は大きさを変えて描きました。小さ目に描いた方と、奴凧とを対にして自分用、もう一皿は、プレゼント用です。
 新年に飾るのが楽しみ(*^^)v


 
                  2015年9月
 イセコレクション
 素三彩 花文鉢と果文盤
        九谷へのアレンジ
         
 8月に上野毛美術館で催された「瓷華明彩〜イセコレクションの名陶を観に行きました。
 瓷華明彩(シカメイサイ)のうち「瓷」と言う漢字を初めて知ったので調べてみました。瓷は訓読みではカメ、磁器の花びんなどの意味があるそうです。中国では陶磁器をあらわすことばとして瓷器(しき)が用いられ、とくに陶磁器の釉薬の上に鮮やかな文様を描いた五彩は、日本でも赤絵と呼ばれ大いに珍重され賞玩の対象となったそうです。瓷華明彩の意味がおぼろげながら掴めた様な気がします。

 「素三彩」は、透明釉を掛けずに高温で焼成した白磁の素地に、緑・黄・紫等の色釉で文様を彩り、再度焼成したものだそうです。果物と葉が全面に描かれた作品は、その代表的なもの。
 
 展示されている素晴らしい作品の数々に、暑さを忘れて魅入り、作品集を買い求めた次第です。そして たまたま手元にあった九谷の鉢とお皿に、この素三彩のデザインで描いてみたいと思い立ちました。和絵具は如何に盛るかが難しく、特に九谷焼の絵の具は一度しか焼成できないので、冒険の要素が大ですが、左の2作品が出来ました(*^^)v

 鉢は全面に彩色したので、既に描いた部分に触らない様に!と気を使い、お皿は線描きの段階で図案が複雑過ぎて訳が分からなくなり、最後に辻褄を合わせるのが大変でした。そして彩色では絵の具の盛り方が一定せず、濃い所あり、薄い所ありで…何度も同じ反省の繰り返しです

 でも華と和が融合した一味違った作品が出来た事、ちょっと自慢です  
 


 
 日本の文様より  
                           2015年3月
 葡萄
 日本の文様に載っていた葡萄棚の絵、デザインを少し先生に手直しして頂いて、九谷の青絵の絵の具を使って描きました。
 他の物からデザインを頂いてお皿に絵を描く時、変更をした方が良い場合もありますが、絵心がない私、どこにどう手を加えたら良いのか?全然分かりません。多分この先何年習っても、そこには到達できないだろうな〜ぁ!と諦めています。今回は葡萄の蔓がお皿の外まで伸びて見える様に変更して頂きました。
 山葡萄なので実が小さ目なのですが、4色の絵の具を使って使って一粒ずつ丁寧に描いたつもりでしたが、一つの塊になってしまって…。でも、葉っぱの色のバランスが良く描けたかしら?
                               2015年2月 
 菊

 「日本の文様」に載っていたデザインを使って、九谷のお皿一面に黄色い菊を描いてみました。
 まずは黄色で線描きをして焼成。その後花びら1枚1枚に九谷の絵の具をのせて行きました。単純作業なので一寸根気が要りますが、でも花びら一枚の面積が小さいので、九谷の絵の具を使う時には気楽です。九谷の絵の具と生地は、焼成した時の収縮率が一致しているからこそ馴染むのだそうで〜その辺りの微妙な感覚は良く分からないのですが〜この絵の具とこの磁器!以上の相性は、有り得ないみたいです。
 焼成後の反省!
 花芯に一番高く絵の具を盛り上げてここが中心!と目立つようにしたつもりでしたが
薄くてガッカリ(>_<)。ペン描きの時に花芯だけは濃い色でハッキリさせておくべきでした。主人曰く「菊!?石畳かと思った」そうで、そう言われても仕方ないか…と。
 一応青絵のつもりで描いたので、やはり青(緑)の絵の具を縁の方に少し使って、葉っぱが有る様なデザインにした方が、アクセントになって良かったかも?
 でも、面白い作品になったかと、自画自賛しています。


 
 
 
                                        2015年1月 
 九谷青絵
 昨年9月の福田先生の講習会の時に、先生からのサプライズで頂いたお箸置き〜それぞれ自分が描いたお花のデザインの物だったのですが(私は水仙 左下)他のお花のデザインでも描きたいと、出来たのが左上の箸置き4個です。青絵は面積が広い部分に均等に色を点けるのが難しいのですが、箸置きは小さいので、少しは上手く絵の具がのせられたかな!?凄く可愛い箸置きが出来たと自画自賛しています。
 右上のタンポポは、1枚だけオリジナルの絵でお皿を作りたい!と描いた物です。青絵って青(緑)色の絵の具を乗せるのが特に難しいです。濃い緑色を出したかった手前にある葉っぱと、薄い色のはずだった葉のメリハリガがついていなくて…。でも、何か青絵で描こうと意欲を持てるようになったのが、良かったかな〜ぁと。


 
                                                         2014年12月
 青九谷
 9月に講習を受けた青九谷の残り4種類のデザイン 椿・朝顔・芥子・紫陽花 のお皿を描きました。青絵は、同じ九谷の赤絵の超繊細さに比べればデザイン的には大雑把に見えますが、まずは絵の具が常に均等な濃さであるように溶く、そしてこれまた絵の具を均等に置くと言うか盛ると言うか、その辺りの微妙な感覚が全く分かりません。更に青絵を難しくしているのは、絵の具が乾き易く後から絵具を足す事が出来ず、また1度しか焼成が出来ないので、一発勝負だと言う事です。です。
青絵と言うと、やはり青(緑色に発色)の部分が命だと思いますが、特にその青の部分が一番難しく…。何故なのでしょう?青絵の具自体の取り扱いが難しい?最初に花から描くので青に至る時には気力が無くなって居るせい?葉っぱの部分は花よりも面積が広いから?尤も一つ一つの面積が狭くても、縁の青海波の部分は均一に行かず、濃かったり薄かったり…、繊細な気の使い方が出来ない私には、とてもとても難しい作業です。
 一人で勝手に塗った右下の紫陽花は、花びらは細かいから何とか誤魔化せたものの、葉っぱは典型的な失敗作(>_<)上段の2枚は先生がかなりご指導下さったお陰様でなんとか、でも上の蕾のと下の花のコントラストがちょっときつかったかな?と反省。どんな技法でも微妙・繊細・細心でなければいけないと、つくづく身に滲みた青絵でした。

   
   

 
                                                       2014年9月20日
 青九谷講習会

 石川県九谷焼伝統工芸士会副会長の  昇竜窯・福田良則先生を九谷より招いての青絵の1日講習会が催され、参加しました。青絵は青手九谷ともいい、九谷焼の中でも見込み(表面の模様)に青色を多く使った磁器ことですが、青色の絵の具は焼成すれば緑色になりますので、青と言っても下絵付けの染付とは全く違う絵付けの方法です。
 写真上段は、福田先生が今回の講習の為にデザインして下さった見本の絵皿です。30名ほどの参加者がくじを引いて5つのグループに分かれて描きました。私は水仙のテーブルです(下段右)。
 まずは膠をお皿の表面に塗り、下絵をお皿に写し、呉須で骨描き(アウトライン)をします。膠で表面を覆う事によって、細く描けるのだそうです。また伝統的な呉須は、上に絵の具を被せないと黒く発色しないのですが、福田先生の呉須は、それだけで黒く発色する様に工夫されていて使い易くなっていますし、一度この段階で焼成も可能です(下段左)。
 昼食後、絵の具で色付け。洋絵具とは違って、和絵の具は「置く」とか「盛る」と言った感じです(上段右は、福田先生のお手元)。また、ここでへそ曲がりの私、葉っぱを全部緑色にせずに朝顔の紺青の絵の具を頂いて一部を青くしてみました。白や黄色の絵の具は名前通りの色をしていますが、青や緑は焼成しないと色が出ないので、どんな風に発色するのか初経験の私には想像もつかず…(下段中央)。絵の具を乗せたら一度しか焼成できないので、やり直しは無しは出来ず、かなり厳しいです。
 青絵は赤絵に比べればさほど細かい作業ではないと言われましたが、何にしても簡単!なんてありえるはずはなく…。焼き上がりは、絵の具の斑が目立って気になります。均等に塗ると言うか、味のある雰囲気が出せる様になるには、年季を掛けなきゃ出来るはずないですが…。それでも初めての青九谷焼のお皿は、宝物!です。

 
                          2014年11月
  色鍋島〜色絵石楠花文皿〜

 紅白の石楠花をデザインしたお皿です。周りの小さい紅い花は桔梗か何か…?と思ったのですが、全部が石楠花の花の様です。江戸時代前半から園芸が盛んになり、色々な園芸品種が作り出されたそうですので、そんな影響がこのお皿のデザインに盛り込まれて居る様な気がします。
 中央部分の葉っぱに2度目の色付けをした所、濃すぎて透明感が無くなり、葉脈を書いた線描きが見えなくなってしまいました。またもや失敗!失敗!

 
                         2014年11月
 色鍋島〜色絵橘文〜

 今回有田焼のお皿に描いた色鍋島の写しもこの7作目で、ひとまず最後になります。
 燦々と降りしきる陽の光の中、橘の木が大手を広げているように伸び、実をつけている…そんな光景がお皿の中に展開されて居れば良いのですが。
 堂々と力強く中央に位置する幹に対して周囲には可愛らしい葉っぱと橘の実がありますが、あくまで橘が主役!に描けていますでしょうか?
 最初は全体を薄目に色付けし、橘を残して幹や葉っぱに色を足した所主客転倒になってしまって、再度橘に色を上乗せしました。和絵具は焼成前に見たままに発色するとは限らないので、その辺りが体得できず難しいです。
 
                          2014年8月 
 色鍋島〜色絵椿文皿〜


 色鍋島5作目の「椿」です。他のデザインに比べて葉っぱの数が少ないので少しは楽かと思いきや、結局お皿の縁の方に行けば辻褄が合わなくなってしまうのは同じで…(涙)。新しいデザインを描くたびに、もう懲りた!これで止めよう!と思うのですが、色鍋島の魅力に勝てず、また次の絵皿に挑戦してしまいます。
 今回は更に太い木の幹に色をのせるのに苦労して、合計3回焼成しました。和絵具は、焼いてみないとどの程度の色がついているかよく分かりませんし、面積の広い所に和絵具をのせるのも難しいです。焦らずもう1回!と思って色付けした方が失敗もストレスも少なくて済むと、最近ようやく覚った(?)次第です。
 
                     2014年7月
 
 色鍋島〜色絵栗樹文大皿

 色鍋島に魅せられています。4作目の栗の木、色鍋島の代表的な作品ですので、目にされる機会が多いのではないでしょうか?
 紅い塊が栗の実で、その周囲に紅い線描きしてあるのがイガです。パーツが小さくて細かいので、最初のペン書きが大変でしたが、反って色付けは楽なのでした。
 一番の問題点は、何故か軸がずれてしまった事。一番上にお皿の縁の尖った部分が来るはずだったのに、何故?他はもうちょっと葉の緑が鮮やかなのに…とか、栗の実の紅が目立ち過ぎ…とか、反省点多々あります。出来は悪くても、手塩にかけた我子は可愛いです。
 
 
                          2014年6月
 色鍋島〜色絵松竹梅文皿〜

 色鍋島の3作目 松竹梅 を描きました。色鍋島は、とてもデザイン性に優れた作品ばかりで、いつまでも最先端のデザインだと、先人の才能に、日本人として誇りを感じます。
 他に描いた1本の木をデザインしたお皿と違って、全体を3分割して同じデザインが配置されていますので(構図の魅力「割付と中央白抜き」に分類されていました)、下手に下絵を写すと全体が上手く納まらず辻褄が合わなくなる…と、下手に下絵を写してから気付きました。その上、最初にすべき全体の絵の流れを掴んでから描かなくてはいけないのに、ペン書きをしてから見る始末。全くいつまで経っても上達しなくて当然です、反省!

 梅の花の形がいまいち可愛くないし、気に成る所が多々あり嫌になってしまうけど、来年のお正月には飾ろうと思います。
 色鍋島も私のテーマの一つのです。めげずに挑戦して行くつもりです。
 
                    2014年4月
 色鍋島〜色絵桜樹文皿〜

 有田焼の白磁の桔梗皿を、月子先生のお教室でお世話頂き購入しました。大好きな色鍋島を描こうと大望を抱き、南天に続きこの桜が2作目です。
 花は何輪咲いているのか?葉っぱは何枚あるのか?数える気にならない程たくさんあって細かくて、自分がどこを描いているのか?訳が分からなくなり、下絵を写す段階で早くも後悔。また彩色では、木の幹が太いので、絵の具を延ばすのに苦労しました。大分斑になってしまいましたが、幹のゴツゴツした感じが出て良いか…と言い訳しています。
 色鍋島は難攻不落で当然遠く及びませんが、それでも完成した時の喜びは大きいです。性懲りもなく、まだまだ書きたいデザインが多々あります。和・モダンのデザインです。
 この春の桜のシーズンには間に合いませんでしたが、来年以降飾るのが楽しみです!




 
              2014年4月 
 柿右衛門風


 実家に有る13代柿右衛門の湯飲み茶碗のデザインをアレンジして、小鉢(茶碗)と小皿の紅白の梅のセットを造りました。空間の多いデザインなので、絵をどう配置するかがなかなか難しい中、それでも何とか上手く嵌ったかな!?と自画自賛しています。
 優雅に生菓子と日本茶を頂けるゆとりが有ったら良いな!と夢が見られるセットです。我が家には似合わなかったかも…。



 
                      2013年12月

 万年青

 今泉今右衛門の万年青の柄の写しです。実物は、葉が緑色よりは青くて透き通った感じの彩色です。自宅近所の喫茶店に新春に飾られていたのに一目惚れ、写真を撮らせて頂きました。
 広い面積に和絵具を塗るのには苦労しました。焦らず地道に、葉脈に沿って細筆で絵の具を置いて行けば良かったのな?一度目はムラムラで観れたものではなく、2度付けして、ようやくこの程度です。でも、赤い実のグラデーションはちょっと上手く出来たかな?まだまだこれを描くには早い!と引導を渡された一作です。



 

                  2013年11月
 色鍋島〜色絵南天文皿〜

 サントリー美術館所蔵の「色絵南天文皿」を写しました。以前からどうしても描きたい!写したい!と温めていたデザインです。
 柄が細かく複雑なので、下絵の段階で辻褄が合わなくなり、混乱して頭痛がして来ましたが、いつものアバウトで何とか切り抜け、ペン描きが終わった時にはホッとしました。
 「誇り高きデザイン 鍋島」に依ると、一部の実や葉の輪郭線に金を用いたり、葉が臙脂色で彩られているのは極めて珍しい事だそうです。
 鍋島焼のデザインは、凄くモダンでお洒落なので、あと数点写して描きたい作品が有ります。和の絵付けの目標テーマの一つが出来、第一号の作品が仕上がったのが嬉しいです。


 
                    2013年5月  
 灯里へ 〜愛と感謝を込めて〜

 3月15日に生まれた2番目の孫〜灯里〜のお食い初めまで1月余り。ちょっと気が早いのですが、思いついたが吉日なので、早目にお茶碗を描く事に。何を思いついたかと言うと、14代柿右衛門の「苺文」を写そうと…。 ズ〜ッとどんなデザインにしようかと考えていたのですが、女の子だし、可愛い柄だから丁度良いと思い付いた時は嬉しかった!
 柿右衛門…何て言うのはとてもとても恥ずかしい代物ですが、それでも私としては上出来の仕上がりです。気に入って使って貰えます様に!
    マグカップ
 おまけのマグカップは、転写紙を張って、ハートやお星さまを飛ばして一手間…と言う手抜きですが、ちょっと可愛く出来ました。


 

              2013年4月
 さざんか

 友人宅にあった有田焼のCUP&SAUCERの図柄が気に入り、写真を撮らせて頂いたのを参考に花の色を紅白にする等アレンジして描きました。全て家で試行錯誤しながら一人で仕上げたので、やはり絵具の置き方などいまいちな感じ…。和絵具の色の種類も少し増やさないと、洋絵具とは違って調整が難しいみたいです。でも少しずつ独歩・進歩出来たら良いな〜ぁ!と思っています。


 
 鍋島?

 今秋は、特に興味をひかれる展覧会との出会いが重なりました。一つはサントリー美術館で開催された「誇り高きデザイン 鍋島」、もう一つは福島武山先生の「華雅やきの赤絵細描」です。
 鍋島と言えば、佐賀・鍋島藩が幕府や諸大名への献上品として作成されていたもので、優れたデザインの精巧無比の逸品揃いの展示には、ただただ見惚れるばかりでした。
 また福島武山先生は、石川県の伝統工芸である九谷焼きの赤絵の絵付職人が九谷地方で減少する中、先人の残した良い作品を師として長年赤絵の研究を続け、赤絵細描という赤絵の具で描く技法を再び九谷焼に呼び起こした方です。展示会には虫眼鏡が置かれているほどで、その細かく描かれた作品は、筆舌尽くしがたい感動が有りました。
 ここに鍋島だの、細描だのと書くのは超恥ずかしいです。自分の技量は顧みず、直ぐに感化されては試してみたくなる私、鍋島のデザインを写し、左のお皿の上の部分は、七宝と言う柄を描いてみました。大胆不敵な2枚、ご笑覧下さい。


色絵輪繋文皿

色絵組紐文皿


 
           2009年6月
 お食い初め
 子供用のご飯茶碗にと、猿捕茨(サルトリイバラ)別名;山帰来(サンキライ)を描きました。この植物は、ハロウィーンの時期になると実の付いたリースが園芸店でサンキライの名で売られるので、別名の方が馴染みがあるかも知れません。
 猿捕茨は、実に毒消しの効能があり、そのせいかどうか?は分かりませんが、花言葉は「元気」だそうです。「元気に育て!」の祖母心にピッタリ!実は、「実のるように!」との願いを込めて先生がデザインされた図案の中から実ものの絵を選んだのですが、完成してから調べてみて、見事な符合に縁起が良かった!と自己満足しているババです。
 絵を描くのと、もう一つ苦労したのはお茶碗探しでした。子供用サイズのお茶碗は柄付きのものしか売っていないのです。これもお茶碗ではなくSサイズのボールとして売られていたものですが、みつけた時には大感激で即購入した品です。



 
 柿右衛門風(?) 小鉢

 柿右衛門と書きながら恥ずかしい気持ちでいっぱいですが、先生がデザインされたこの絵柄全体が柿右衛門風と名前が付いていたので、お許し下さい。春夏秋冬を意識して四種類のデザインを選びました。
 静電気が起きて絵具が飛ぶのに苦労をしながらペン書きをして1度焼成。その後色を付けて完成ですが、絵具の硬さを水を加えて調整しながら伸ばすと言うよりも表面張力を利用して均等な厚さに滑らかに置いて行くのには、大分苦労しました。梅や菊の様に細かい花だと面積が小さいのでまだ多少は楽なのですが、牡丹は重なり合う花びらをグラデーションを付けて表現するのが大変でしたし、柘榴は実の面積が大きいので絵具がまだらになってしまって、思うようには行きませんでした。尤も思うよなものが描けた事は未だかつてないのですが…。梅や菊など細かい花はペン書きに手間が掛かって大変ですが、私にはその方が少しは向いている様な気がします。


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