Flora Danica 風

 ポーセリンを習っているからには、一度は描いてみたいと憧れていたフローラ・ダニカのデザインを描いた作品を集めてみました。ず〜っと描き溜めたいシリーズです。
 フローラ・ダニカはデンマークの王・クリスチャン7世が、特別なディナー・シリーズの生産に取り組み始めていたロイヤル・コペンハーゲンに注文したのが始まりです。
 このシリーズの名前とデコレーションは、1761年から1883年の間に出版され、3060もの手彩銅版画を掲載した51巻の植物百科事典「フローラ・ダニカ」に由来しています。フローラ・ダニカ・シリーズは、18世紀末に最も才能ある職人の一人であったヨハン・クリストフ・バイヤーがその生涯をかけて作成した壮大なプロジェクトでした。長い時間と途方もない労力を要する生産プロセスは1770年に着手され、12年の月日をかけて1802点にのぼる多彩な作品が彩色されました。現存する1530点のうちの一部は、今でも折に触れコペンハーゲンのクリスチャンスボーに立つ女王マルグレーテ2世の城内で食卓を飾っているそうです。

 と言う、手が込んでいて由緒正しきフローラ・ダニカなのですが、一番最初の段階であるアウトラインのペン描きを、転写紙を張って省略すると言う手抜き、しかし書き損じが無いので私の様な粗忽者には非常に有効な手法です。グラーデーションの付け方もロイヤル・コペンハーゲンの独特な手法があるのですが、初心者にはとても難しく、これもパス。けれど、いずれは一から真っ当な手順を踏んで描こう!と志は捨てないでいます。いつになりますやら?ですが…。


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                     2014年4月
 Flora Danica

 
茎の根元に特徴のあるこの植物の名前は何と言うのでしょうか?実際どんな植物なのか分からないのを良い事に、花びらをちょっとオレンジ色っぽくしてみました。見本の写真では、花弁はピンク色だったのですが。
 葉っぱにはブルーやピンクの色を一部に掛けて、花は手前の2・3輪をはっきり色付けすることで、立体感が出た様な気がします。でも、右側の花の重なりが、いまいちスッキリしなかったのが反省点、なかなかメリハリをつけるのは難しいですね。
 


 
                     2014年2月 

 sweet pea

 フローラダニカでスイトピーを描きました。可愛いくて大好きな春の花です。花は細かく、葉っぱが大きい、その辺りのコントラストが難しいですね。葉っぱの方がちょっと目立っている様に見えます、反省!
 下のカラジュームの葉っぱ2枚も、もう少しピンクを強く入れた方が良かったかな〜ぁと思いますが、全体的なバランスは、今のままの方が良いかも知れません。
 この春に間に合って良かった!早速玄関に飾りました。


 
 アルストロメリア Alstroemeria
 また転写紙を使ってフローラダニカを描きました。複雑な花を自分でペン書するのは大変ですが、そのペン書きがしてあるのが反って難解で…。花弁が5枚の花が幾重にも重なり合っていて、どの範囲が一つの花で、どちらを向いているのやら…。辻褄が合っているかどうかは未だ分からず仕舞いですが、でもどうにか仕上げました。細かい所を見ると気になるので、見ない事にしています。
 別名 百合水仙 彼岸花科の植物です。 花の色はたくさんのヴァリエーションがありますが、私は自分で気に入った花の写真を撮り、それに従って描きました。優しい感じに仕上がっていると評価を頂きましたが、如何でしょうか?
 下のお皿は、余った転写紙を利用して描いた、おまけです。縁の色が濃すぎました。反省!
 


    Sorbus Scandica Fr.
 
 和名はなく、北欧に自生するバラ科の植物です。日本のノイバラに近いのかと思います。
赤い実が可愛いので中心に、花は白くて目立たない様で、お皿の縁にデザインされています。
 今回は本来のフローラダニカのお皿に、ペン描きから金彩まで全て自力で彩色しました。まずは植物の位置が少し上の方にペン描きをしてしまい、右下に植物の名前を入れて誤魔化しましたが、反ってポイントが出来て良いと好評で失敗は成功のもと!でした。が、最悪なのは金彩で、もうどうしようもなく、集中力・繊細さ・注意力の欠如…情けない限りです。でも、遠目に見れば可愛い柄のお皿の出来上がり!


 Flora Danica   久しぶりに Flora Danica に挑戦しました。相変わらず線描きは自分でせずに、転写紙を使ったのですが、それでも Flora Danica は 「挑戦する」と言う感じが、大きいです。昨年は4時間のお稽古の時間が取れず、半日で失礼していたので、Flora Danica を描く気になれませんでしたが、今年はなるべく時間を作って、落ち着いて作品に取り組みたいと思います。
 図案は、多分どんぐりではないかと思います。花ではないのが珍しく、ピンクに色付いたちょっとかわいい実が成りました。葉っぱの陰影が上手く行ったかな?と、自画自賛です。
 
 転写紙が余ったので、小皿のおまけが付きました。


 紫陽花

 フローラダニカのデザインで、紫陽花を描きました。
毎度同じ転写紙を使っての手抜きですが、紫陽花は花の数が多くてとても私には細かいペン書きなど出来ないから、これが正解!と色付けしながら思いました。
 この紫陽花の花、何か違和感を感じたのですが、花弁が5枚なのです。西洋種も和種も花弁は4枚なのに、何故でしょう?

 私は何を描いてもどこかスッキリしないモタモタした感じになってしまいます。今回は特に花の元の所に色を付け過ぎた、と言うより、茎の間の空間が無くなってしまったのが原因の様で、気になり始めると、そこばかり眼が行ってしまいます。
 「過ぎたるは及ばざるが如し」の紫陽花ですが、梅雨時に飾るのを楽しみにしています。



 CLOCK

 フローラ・ダニカの時計を作りました。お花の名前が分らなかったので、色は朱色に近い色にしてみました。お花と葉っぱを数字代わりにしています。
 周りをオーソドックスにフローラ・ダニカのピンクにしたら、主人が「ハッキリしない」と一言。それで濃いピンクで縁取りをしたのですが、やっぱり止めた方が良かったみたいで、後悔しています。もうアドバイスは要らない!



 すみれ と 菜の花

 すみれと、黄色い花の方はハッキリ分らないのですが、
菜の花系(?)の様です。
 「弘法筆を選ばず」と言いますが、紙も選ばなかったのかどうか? なんていきなり変な事を書きますが、このお皿はbone chinaなので、絵具の伸びが良くgradationが出し易いなど、描き易かったのです。お陰で菜の花の葉っぱの中心の葉脈の辺りや、すみれの花びらの色合いが、いつもよりは上手く行ったかなぁ…と自画自賛しているのですが、
如何でしょうか?



 たにうつぎ

 
初めて描いたフローラダニカ風のお皿です。アウトラインは転写紙を使っての手抜きですが、それでも憧れのフローラ・ダニカを初めて描いたのだ!と言う達成感が大きい一枚です。
 お皿もロイヤル・コペンハーゲンのお皿を使いましたので、技量は兎も角デザインはしっくり収まっている感じがします。このお皿、凄く前に買い置きをしてあったお皿なのですが、今は絶版になっている様で、もう手に入らないみたいです、残念!



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