5月3日から1泊2日でミシガン州HollanndのTulip Time Festivalに行ってきました。
Hollandはその名が示すとおり、オランダから移民して来た人々が造った街で、
Festival はチューリップの開花時期に合わせて開催される中西部では有名なお祭りです。
以前は5月中旬以降だったお祭りは、地球温暖化の影響があって開花時期が早まり、
最近は日本のGolden weekの頃開催されます。
同じアパートにお住まいだったSallyさんの祖父母が
オランダからここHolland MI.に移民してきて、このお祭りを始められたのだそうで、
彼女の強い勧めで それまでは近いのに遠かったMI.州まで初めて足を運びました。

 Lansing
 Michigan St.の州都 Lansingにある州議会議事堂です。あまりに立派な建物だったので、最初は裏側(写真上段中央)が正面だと思い込み、さんざん記念撮影した後、建物の周りを回ったらAustin Blair(南北戦争の司令官)の像がある正面に出ました。土曜日の午後だったにも拘らず、建物内部の見学が可能でした。ガイドつきのツアーも行われていますし、個人での見学もO.K.です。
 この建物はドームの先端まで267feet(80m余り)ある4階建てですが、建物の中央部分はドームまで吹き抜けとなっていて、素晴らしいドームの内側が1Fからも観賞できます。(上段右の写真は4Fから写しました)また議会は3Fで開かれ、4Fから傍聴出来るようになっています(下段左)。その天井はU.S.A.と50州のシンボルが描かれたpane(鏡板)がはめ込まれていて、これを通して太陽の光が採光出来るようになっています。右の写真はU.S.A.を表わした鏡板です。
 ところで”Michigan”と言うのはNative American の言葉”Michigama”に由来し、「大きな湖」と言う意味なのだそうです。


 M.S.U. Michigan State University
 立派な議事堂に感心しつつ、週末だったせいか、まるでgoast townのような周囲の静けさがちょっと不気味に感じられるLansingを後にして、お隣のEast LansingにあるM.S.U.に行きました。農業学校が前身のM.S.U.は、全米で第二位の広大なcampusを持つ大学です。とても徒歩では移動できない程広いようで、campusの中はバスが走っていました。
 驚いた事に当日はもう卒業式が行われていて、到着したのが夕方だったにも拘らず、学部・学科ごとに行われていた式がまだ執り行われている最中でした。慌ただしく式場のスタジアムに出入りするスクール・カラーのグリーンのガウンを着た学生や保護者、記念撮影をしている学生達、寮から引越しの荷物を車に積んで(放り込んで)さっさと引き上げていく家族など、日本の卒業式の光景とは大分違うようでした。そんな様子を写真に撮りたかったのですが、周辺はごった返していてとても車で近づけるような状態ではなかったのです。
 写真は同じcampus内でもそんな混雑とは無縁の地帯で、old campusと呼ばれている学校創設当時に建てられた校舎があるところです。清々とした敷地の中に趣のある建物がポツン・ポツンと建っているのが、好印象を与えます。右の写真は新芽?実?を付けた樅の木?で、シカゴでもみた事のない種類の大木だったので撮ったのですが、何なのでしょう?



 Holland

 
 Tulip Time Festival の Downtownです。お祭りの期間中、downtownを囲むように10kmもの長いtulip lane が敷かれて居ます。この時期はチューリップだけでなく、State Flowerのapple blossom の白い花も満開で、このお祭りが、雪の深い厳しい冬が過ぎ、春爛漫となった喜びを表したものである事が良く分かります。期間中はdowntown を中心に様々なイベントが催されTulip Time Quilt Showもその一つです。 Hollandでは私の大好きなQuiltが盛んな様で、Quilt shopも何軒か有りました(1件も寄らなかったのは残念)。入場する時にコンテストの投票用紙を貰ったので数多い作品の中から迷いつつ選びましたが、果たして結果は???

 Windmill Island
 Lake Macatawa の東端にある風車の建つ小島です。Lakeと言ってもミシガン湖の入り江なのですが、近年ミシガン湖の水位が下がるに従って水が無くなってきて、とうとう左の写真のようにせいぜい湿地帯と呼べるか?と言うような状態になってしまいました。ここに移民してきたオランダ人たちは、きっと祖国を想い、風景の似ていた水の豊かなこのlakeのそばに街を作ったのだと思われますが。
 風車は老朽化のため1度に上がれる人数が制限されていましたので、入場するには長時間待たねばならず気の短い人と一緒では・・・。


 Veldheer Tulip Gardens
 オランダ!チューリップ畑!アメリカは広い!と、よく見るオランダの風景を膨らませてて舞い上がっていた私が愚かでした。見た瞬間に「ハァ!これだけ?リンカーン・パークの温室前広場のチューリップの方が良いかも・・・。」と、正直言ってガッカリ。ここは球根屋さんで、畑は次の年の為の球根の予約注文を受けるための見本市会場のようなものらしいです。でも、チューリップをよくよく眺めれば、立派な花がそれは見事に咲き揃っていて、さすが!でした。
 さてここで驚いたのはAmishの団体が観光バスに乗って旅行をしていた事です。畑で数組の夫婦を見かけた時は、「ひょっとして・・・」とは思ったのですが、それが盛装したAmishで満員の貸しきりバスをみて確信に変った時には唖然としました。一般人の運転する車には乗車可のAmishも居るとは聞いていましたが、時代と共に生活様式に関する掟も変化しているのですね。
 
 Dutch Village                 
              ずばり「オランダ村」と言う
名のテーマ・パークです。

Gouden Enjel(後方にある巨大オルゴール)の音楽にあ
わせて Klompen Danceを踊っているのは、地元の高校
生達だそうですが、俄仕立てのこのDancersはまだ振り
を覚えていないし、慣れない木靴を履いてのFolk
Dancingに大分梃子摺っていたようです。観客の前で踊
るのだから、ちゃんと練習してくるべきじゃないの!と、
少々呆れました。

 Goose 天敵が居ないのでしょうか?卵を放ったまま暢気に池で泳いでいました。こんなにたくさんの卵を1度に産んだのかも不思議?
雛が孵るまで交代で卵を暖めるものとばかり思っていた私はビックリです。
Hoffmaster State Park     
Hollandからの帰り道、まだ少々時間に余裕があったのでミシガン湖畔を更に北へ進み、美しく長い砂浜が売りのHoffmaster S.P.に寄ってみました。同じミシガン湖畔でも平地の続きに湖があるにシカゴ辺りとは違って、砂浜の後はすぐに切り立った崖と森になっていたので、道路から湖が見えるものと決めて掛かっていた私達、道に迷いつつようやく到着した公園では、湖よりも森の方が珍しく、森林浴を楽しみました。そしてそろそろ太陽が西に傾いてきた頃、湖面に光が反射して、夕焼けとはまた一味違った風景も楽しめました。
 罰金$85 !!   帰宅途中のと〜んだハプニング。
S.P.を出てしばらく走ったところで車を運転していた主人が急に「後にパトカーがついている」と言い出し、慌てて路肩へ車を寄せ停車すると、警官が下りて来ました。
「この道路の制限速度は何マイル?」 「50マイルくらいかな・・・」 「で、何マイルで走っていたの?」 「70マイル本当はもっと出してたかも、前に走っていた車に続いて走っていただけなのに、前の4台は行っちゃって、何故僕だけ停められるの?」 「それは今更どうしようもないね」 等など本当に今更何を言ってもどうしようもない事態。違反速度を11-15マイルにおまけてしてくれた違反切符を切られて、大枚$85の罰金を財布の底を叩くようにして払い(現場で払わないと後日MI.州の裁判所まで出頭しなければならない)、ようやく放免されました。ア〜ァ!
 パトカーに捕まるまでスピード違反に気付かなかった原因は、一般道と自動車専用道路(expresswayではないが高速で走れる)がそのまま続いている道路だったので、その境を越して一般道を走っていることに気付かず、スピードを落とさなかったからです。ここは違反者が多い場所らしく、中央分離帯のところに潜んでいるパトカーがアッと言う間に出てきてネズミ捕り、その早業はお見事!でした。
 本当はスピード違反記念に若くてハンサムな白人警官と一緒に写真を撮りたかったのですが、さすがにチョット・・・だったので、パトカーの中で書類を書いている警官をこっそり写しました。ちなみにそのオレンジ色の違反切符は旅のドジ記念として大切に保管してあります。
 Sun set on Int.94 in Indiana    旅の終わりにはいつもお馴染みの夕陽です。お疲れ様でした。