富士屋ホテル
明治11年(1878年)創業なので、2008年に130周年を迎えた老舗のホテルです。多分日本の洋式リゾートホテルの先駆けとなった建物ではないでしょうか?外人向けに広くて天井が高い建物とのイメージが私の中では定着していましたが、今回行ってそのイメージは覆されてしまいました。昔と違って今は大きな建物が増えたのでしょうね。しかし、重厚長大な建物である事は確かです。
特にクリスマスの飾り付けがされていなかったのが、落ち着いた感じがして私には反って好感が持てました。写真→は結婚式場の入り口のステンドグラスです。唯一のキリスト関連で手の込んだ素敵なグラスだったので。
ランチは、テーブルが一杯並べられた大広間にツアー客がたくさん押し込まれボーイさんが忙しく動き、慌ただしい感じがしました。贅沢を言える身分ではないのですが、世知辛い世の中…そんな言葉が頭を過ぎりました。
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箱根ガラスの森 |
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↑写真は、玄関口を通り過ぎた池の畔にあるテラスから撮りました。この森で一押しのベスト・ポイントです。
パラッツォ・ドゥカーレ・シャンデリア(池の中央)は、高さ2.7m幅2.4mで500以上のガラスパーツが組み合わせられています。
光の回廊「コッリドイヨ」・16万粒のクリスタルガラスが陽光に輝く光のシャワーを浴びながら池を渡ると、ヴェネチアン・グラス美術館です。美術館の煙突にはサンタさんが!
光の回廊の向こうに見える山の中腹に見えるのは大涌谷です。雪渓のように見えるのは煙です。
イルミネーションツリー→
日が暮れて明かりが灯ったら綺麗でしょうね!同じツアー参加者の方が「こんなに電線を巻かれて木が可哀想!」と言っているのを耳にして従業員の方に聞いたところ、これは生木ではなく幹の部分は金属の柱、枝の部分は剪定して切り落とした枝を利用した人工の木だそうですので、ご心配なく。 |
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プレセピオ
プレセピオとは、イタリア語で本来はまぐさ桶とか馬小屋と言う意味の言葉ですが、キリストが降誕した馬小屋の様子を模した人形の事もまたプレセピオと呼ぶそうです。イタリアでは、クリスマスの時期に教会や家庭でプレセピオを飾る習慣がありますが、これは1222年に聖フランチェスコが始めたとされます。クリスマス・イヴの夜、聖フランチェコは町の洞窟に馬小屋の様子を再現し、町の人々を集めてミサを行いました。文字の読めない人にもキリスト生誕の喜びを伝えようとしたのです。集まった人々は彼の説教に聞き入り、中には幼子キリストの幻影を見た人もいたという奇跡が起こったそうです。プレセピオには、キリストのご降誕を祝う聖フランチェコの熱い想いが込められています。
ガラスの森美術館では、クリスマスにちなんでヴェネチアングラスの技法を使って作られたプレセピオが展示されていました。写真をスライドショーにしましたので、下のボタンをクリックして、しばらくお待ちいただくと別のウィンドウが開きます。
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宮ヶ瀬イルミネーション
宮ヶ瀬ダム湖は神奈川県の中央部を流れる相模川の支川である中津川にある人造湖です。このダム湖が造られるに当っては清川村や愛川町の一部が湖底に沈みました。今では道路も整備されて、このダム湖が観光スポットになっています。
今回のツアーの締め・日本一のジャンボ・クリスマスツリーとして有名なもみの木は宮ケ瀬湖畔に自生しています。高さ30mのこの木には毎年クリスマス・シーズンには1万個のイルミネーションがともされ、多くの観光客で賑わいます。またジャンボツリーの左側に写っている光は、ロードトレイン「ミーヤ号」で、宮ケ瀬湖畔エリア内の観光ポイントを結んでいます。
兎に角駐車場に辿り着くまで大渋滞でした。ようやく着いて いざツリー!と思ったら、湖畔までは石段を百数十段も降りて行かなければならず断念。みはらし広場には屋台が並び・マイクで騒音としか思えない音楽が流れていて、ゲンナリ。森閑とまでは行かなくても、もう少し静かに楽しめないものか…と思ったのは私だけでしょうか。
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