2011年6月15日

  開成町 あじさい祭り                                            

  神奈川県で一番小さな町は、時間がゆったりと流れている…懐かしい匂いがする…そんな味わいがある町です。
のどかって、長閑って書くのですね!まさにそんな実感が得られる希少価値を感じる町でした。

 開成あじさいの里は、17haの水田地帯の農道や水路沿いに約5000株の色とりどりのアジサイが田植え直後の水田に姿を映し、水路の水音をバックに素晴らしい田園風景を描いています。日本の里の原風景って、まさにこんな風なのだろうと、実感できる場所です。
 そして瀬戸屋敷。開成町北部の金井島にある瀬戸屋敷は、旧金井島の名主を代々つとめた瀬戸家が、家屋を構えてきたお屋敷です。現在では、一般に開放されていて、地場野菜等の直売所「郷の市」が開かれたり、お節句など季節の飾り付けやイベントが催されたりしていて、地域の中核となっている建物です。
 
 2011年は6月11日〜19日まであじさい祭りが開催されました。
私が行った15日は、薄曇りと言うのがあじさい散策には打って付けの天候でした。平日なのでお客さんの数もさほどでもないだろうと思っていましたが、予想以上の人出でした。知る人ぞ知るあじさい祭り…なんて思っていましたが、結構有名な所なのですね。

 まずは瀬戸屋敷へ。
 中を見学した後で、lunch&shopping
地元の方々の手作り弁当 開成郷弁700円也は、なかなかの人気ですので、何種類かありますが昼前には完売してしまいます。早目にGET(*^^)vして、美味しく頂きました\(^o^)/
 そしてShopping! 私は手作り・産直には、大きく惹かれます。
瀬戸屋敷で買ったのは、エンドウ豆のストラップ・絣のミニチュア着物・ミニ本(般若新経)手芸品は90歳のお婆ちゃんも一緒に作られたそうです。
こんなのんびりした所で、好きな手芸をしながら穏やかに老後を暮らせたら、どんなに良いだろうか!と、憧れの理想郷の様に思えました。
 それから、グリーンカーテン用に へちま・夕顔 と、ひまわり・ホスタ・ガウラ等のポット苗。
味噌・筍・玉ねぎなどの地場野菜と、たくさんお買い物をして、大満足\(^o^)/欲張りすぎて持ち切れないと言う嬉しい悲鳴を上げながらのあじさい散策でした。





 大雄山 最乗寺                                                

 午後からは東名高速の大井松田インター繋がりと言う事と、約2kmの参道に1万株の紫陽花が植えられていると言うので、南足柄市にある古刹、大雄山最乗寺にも足をのばしました。標高が高い所なので、残念ながら紫陽花の時期にはまだ早く、蕾はまだ固い状態でした。
 最乗寺は、開祖以来600年余りの曹洞宗のお寺で、修験者の修行の場でもあります。杉が生い繁った広い広い山は霊気に満ち、凛とした空気に身が引き締まる思いがしました。関東の霊場として有名な所だそうですが、何も知らずに観光気分で行った私は、余りの荘厳な空気に、警策を頂いた様な気持になりました。
 境内を一周し、でも350段の上に有る奥の院だけは階段の下から見上げて(ごめんなさい)お参りを済ませました。次はお寺のお参りを目的として行きたいと思っています。