2011年2月13日
  吾妻山公園                                             

 東海道線の二宮駅のホームから見える近さに有る公園です。徒歩5分の入口から階段、山道を登り、山頂(標高136.2メートル)の展望台まで約20分。「動きやすい服装でお越しください。体調のすぐれないときは無理をなさらないようお願いします。」と、H.P.に書かれているのも納得する程急こう配の階段が延々と続いていました。途中で2回も休憩し、体力ないととても登りきれないなぁ…と、ブツブツ言いながらの登山(?)でした。
 が、登り切ってしまえば、そんな苦労も吹っ飛んでしまうどころか、現金にも「こんな絶景を観られるならば、何度登ってもOK!極楽!極楽!」と思えるほどの360度の大パノラマが広がっていました。展望台からは、箱根、丹沢、富士山が手に取るような近さにある様に感じられましたし、相模湾には、大島や利島・新島、東京湾には三浦半島と房総半島も観ることが出来できました。

 しかし、写真に撮ると何と小さく遠くぼんやりと写っているのでしょうか!?でも実際に眼に見えていたのは、こんな感じだったのですね。下の写真は、水平線の辺りに有るのが半島や島で、右の写真は三角に見える利島の後ろ側に、新島が霞んで重なっています。
 関東南部は、2月11・12日に降雪が有り、14日夜から15日朝にかけてもまたもや降雪。その合間の貴重にも雲一つない青空が広がった1日。そして乾燥が続いていたので、例年よりも早くシーズン終了か?と言われていた菜の花もまだまだ満開!何もかも揃い過ぎていて怖くなってしまう位幸せ!を満喫した1日でした。感謝!





 氷室椿庭園                                                     

 二宮と同じく東海道線沿線の茅ケ崎駅から海岸へ向かって徒歩15分ほどの所に有る庭園です。
元は三井不動産の元副社長である氷室さんご夫妻の庭園でしたが、茅ヶ崎市へ寄贈され一般公開されています。広さ約2,800平方メートルの和風庭園には、椿や松、バラなど1,300本におよぶ庭木類が植えられていて、なかでも椿は約250種類あり、特に名前に苗字が入っている「氷室雪月花」は、白や淡桃色の地に紅色の絞りが入った美しい品種だそうです。
 見頃は2月下旬〜3月と言う事でしたが、せっかく二宮まで行ったので、もしかしたら咲いているかも…と淡い期待を抱いて寄ってみました。まだまだ全体の一分にも満たないほどの咲き具合でしたが、それでも所々に咲いている珍しい椿の花は、十分見応えが有りました。見頃を迎えたら、どんなに豪華な競演になるのでしょうね!?