2004年4月28日
 旧白州邸 武相荘
                                               
    町田市にある白州 次郎・正子夫妻が住んでいらした邸宅です。茅葺き屋根の家、鈴鹿峠の野花の数々・・・。
   あなたも古き良き時代にタイム・スリップしてみませんか。
雨上がりの鈴鹿峠
      右:キンラン  左:イカリ草 →

  邸内のお茶処では 青山の「レ・クリスタビーヌ」より取り寄せたオリジナル・フレンチ弁当が頂けます(完全予約制)。また、このお茶処で使用されている食器は、白州さんご夫妻が実際に使われていらしたものだそうです。粗相がないように緊張しつつ美味しく頂きました。

←お茶処を出て目の前の大木に寄生しているシダ類(?)が目に入りました。まるでこの木の葉っぱみたいな顔!をして枝に付いています。


                                                                                                            2006年2月10日
 櫻屋         川崎フロンターレのホームグラウンドの向かいにある古民家を使った茅葺屋根のお蕎麦屋さん。
               ここは川崎市麻生区片平なのですが、峠を越えると町田市なので含めてご紹介させていただきました。
 11時開店と同時に満席状態になるとの情報を得、私たちも開店に間に合うように馳せ参じました。噂どおり次々やってくるお客さんで30分もしないうちにほぼ満席と言う人気店です。暖簾の掛かっている移築した古民家は土日だけ開きますが、ガラス戸越しに中をみる事は出来ます。
→この厚い板の立派なテーブル、唐檜(とうひ)と言うエゾ松一種を使ったものだそうです。こちらではトイレのドアも無垢材を使い、何とも贅沢ですが、木の温もりが良い雰囲気です。
 テーブルの上に所狭しと並べられた20数種類のお惣菜。早朝と言うより深夜から店主さんが手作りしているものだそうです。注文したお蕎麦が来るまでの間、バイキング形式で頂けます。
 既にお腹は一杯になり、その後出て来た天ざる蕎麦(1650円)、評判の如く半端な量ではなく、確かに天麩羅15個!付きでした。大半のお客さんが持ち帰るそうでパックも用意されていますので、それを見習ってお蕎麦だけ頂いて持ち帰りました。
↑食後のお茶は、車輪を利用した照明が楽しい建物に移動。セルフサービスでどうぞ。
↓駐車場は元貯水池だった!と言うのが何ともユニーク。

 かたひら楽農クラブ

          
 お蕎麦屋さんで昼食を終え、腹ごなしに付近の散策。お洒落なステンドグラスが楽しい家庭菜園のクラブがすぐ裏にありました。会員の方が地元の農家の方の指導の下、農地を借りて自然農法での農業を楽しんでいるようです。
 放し飼いの鶏達、餌はパンプキン?
農場周囲の囲いは薪  と言うのをみると
先人の知恵を受け継いで行こうとされている会員さんの姿勢が伺われます。
周辺の宅地開発が進む中、
 小さなミュージアム                                           


 くるみ割り人形などを展示・販売されている私設のュージアムです。櫻屋から一山越えて鶴川街道に出たところで通りすがりに偶然にみつけて飛び込み見学させていただきました。館長さんの個人住宅なので見学は要予約だったのでが、そうとは知らない闖入者に一つ一つとても丁寧に説明して頂き、館長さんの展示品に対する熱き思いをひしひしと感じて感激しました。脱サラされて始められたそうですが、好きなものに囲まれた心豊かな方との楽しいひと時でした。



 玄関前に置かれていた銅版造形作家・赤川政由さんの作品。これも展示作品のひとつ、ドン・キホーテの従士サンチョ・パンサです。手に持っているのは「flag」 ならぬ「frog」。その洒落を説明していただく前に写真を撮ったもので、 「frog」の上の方が欠けてしまいました。