2009年9月3日
 花之江の郷                                                     

 「一面を紅紫に染めるミソハギの大群落と黄色のオミナエシの群生」と言う謳い文句に心惹かれ、日帰りバス旅行に参加して、花之江の郷に行って来ました。約16000坪の園内に800種の主に山野草を中心とした植物園です。園内は、山・郷・林・湿地の4つのゾーンで、自然の姿で野の花が楽しめる様になっています。
 実は午前中が足利市にある「栗田美術館」、午後から「花之江の郷」と言う予定だったのですが、午後にはゲリラ雷雨の予報があった為に順序を逆にして回りました。そのせいばかりではないでしょうが、限られた短い時間の中では、レンゲショウマが群生していて見頃と言う山ゾーンを省略しての案内となり、ガッカリ!団体のバス旅行は気楽で良いのですが、時間のやりくりはお任せですから仕方ないですね。
 20人ほどの団体だったのですが、案内の方のこよなく花を愛する気持ちは伝わって来るものの、ハンドマイクの声が通らないので説明が聞こえ辛く、また写真を撮っているうちに置いてきぼりになって慌てて走る…と言うのを繰り返していたので、花の名前も分からないのがありましたし、見落としたものが色々有ったのかも知れません。
 記憶に残った説明の一部に自宅で調べた事を加えてこのページを作りましたので、お楽しみいただけましたら幸いです。
                     





←みそはぎ(禊萩)

     おみなえし→
      (女郎花)
←おとこえし(男郎花)?

 ほととぎす(杜鵑)→
 ほととぎすは葉の付け根に一つか二つづつ花を付けます。一般的に見かける茎の先に花がまとまって咲くのは、台湾ほととぎすです。
←なんばんぎせる
 (南蛮煙管)
 ススキやサトウキビの根元に寄生する1年生の植物です。 
   しゅうかいどう→
      (秋海棠)
 雄花と雌花がある事を初めて知りました。まとまって咲いている先端で黄色い花粉を付けているのが雄花、その下で実になる部分と2段に見える花が雌花だそうです。
←われもこう(吾亦紅)
バラ科の植物で、花弁はなく、赤紫の部分は萼だそうです。

あけぼのふうろそう→

    (曙風露草)

←つりがねにんじん
 (釣鐘人参)

         
ジンジャー・リリー
 
←ぎぼうし(擬宝珠)
「たまのかんざし」と言う種類です。

     しらやまぎく→

      (白山菊)
春の若芽はムコナ(婿菜)と呼ばれ食用にされるそうです。
←とうごうぎく
 (東郷菊)

原産地は南アメリカでルドベキアの仲間であり、名の由来は、東郷平八郎元帥が英国から持ち帰りこよなく愛したことに因んでいるそうです。

あおばふじばかま→
(青葉藤袴)

花弁が藤色で、形が 袴(はかま)のようであることから この名前に。
←ひがんばな
(彼岸花)

  しょうきずいせん→

     (鍾馗水仙)
リコリスの名で店頭に並んでいます。
←あけぼのそう(曙草)
花びらの先の方に斑点があります。この斑点を夜明けの星座に見立てて名付けられたということです。
    紅花沢桔梗→
べにばなさわぎきょう

これは北米原産で、日本に自生しているのは、青紫色の花だそうです。
←?

   れんげしょうま→
     (蓮華升麻)
←大賀蓮(古代蓮)
の権威として知られた大賀一郎理学博士が,昭和 26 年に東京大学検見川農場で,約 2000 年前(弥生時代)の地層から発見したハスの種子3 粒のうち 1 粒を見ごとに開花させたことから,博士の名がつけられました。

          睡蓮→
←コスモス

    黄花コスモス→
←?

    かくとらのお→
     (角虎の尾)
    しゅうめいぎく
       (秋明菊)
←さるすべり(百日紅)

 しもばしら(霜柱)→
冬でもないのに、霜柱とは?と不思議でしたが、冬枯れた茎に氷の結晶ができるのでこの名前が付いたそうです。枯れても見せ場を作るのですね!
  やぶらん(藪蘭)→
    
奥の藤色の花