2011/2/22
富士の雄姿を望む
岩本山公園梅園 と 三保の松原
 

三越トラベルのバス旅行に参加して、静岡県の岩本山公園と三保の松原・由比宿まで行って来ました。
この日は朝から雲一つない澄んだ青空が広がり、心ゆくまで富士山を満喫する事が出来ました。

こんな風に1日中 山の裾まで綺麗に見える機会は、地元の方でも年に何回もない事だそうで、
幸運な巡り合わせに感謝!感激!でした。


 
 岩本山公園
                                                

 富士市の南西部に位置する標高193m余の岩本山の山頂を利用した自然公園です。園内には芝生広場、梅園、自然観察ゾーンのほかハイキングコースも整備され、山頂のパノラマ展望台からは西に富士川(写真左下)、南に洋々たる駿河湾から伊豆半島、北に富士の雄姿を望み、360度の眺めが広がります。特に梅園から見る富士山は最高で、「富士山と梅」の撮影ポイントとして名高く、開花時期には多くの花見客やカメラマンで賑わいます。
 岩本山公園はまだ整備され始めて間もないらしく、400本弱の梅の木の内半数以上がまだ苗木です。成木の梅も5分咲き程度だったでしょうか、観梅としてはちょっと寂しい感じもしましたが、でも、何と言っても素晴らしい富士山の姿を見れただけで、大満足でした。
 ただこの公園のお隣にはゴルフの練習場と射撃場が有り、背の高いゴルフのネットが視界を遮る場所が有ったり、銃の音がパン!パン!と響いていたのには興醒めしました。ボランティア・ガイドさんの話では、「民営地だから規制できず仕方ない…」との事ですが、日本人の美意識に疑問を感じてしまいました。




 三保の松原                                                

 清水港から駿河湾に突き出した半島が、天女の羽衣伝説で知られる三保です。
松原には、天女が衣を枝にかけて水浴びしている時、漁師が衣を取りあげ、返す代わりに天女の舞を披露してもらったという「羽衣の松」があります。四方に形のよい枝を伸ばしている樹齢650年を過ぎたクロマツは(写真右下)2代目だそうですが、樹勢が衰弱し現在幹や根が養生中です。2010年10月に世代交代し「新・羽衣の松」(写真左下)が新しいシンボルとなりました。
 何処かで見た事ある風景…?と思ったら、暴れん坊将軍の番組の冒頭で、松平健が馬を走らせていた海岸でした。
この1km位先まで遊歩道を歩くと、もうちょっと景色が良いスポットが有るそうですが、でもここでも大満足!