2010/10/18
 みなかみ町 ならまた湖・谷川岳                               

 「岩壁に映える紅葉 一の倉沢と、谷川岳ロープウェイ 空中散歩」と言う言葉に誘われて、紅葉狩りに行って来ました。例年ならば紅葉真っ盛りのはずでしたが、今年は紅葉が遅れていて、まだまだ…と言った感じで少し残念!最低気温の週平均が8度にならないと紅葉しないそうで、この時点でまだ10度だったそうです。
 それでも、一の倉沢など谷川岳の雄大な自然に接する事が出来、それだけで十分に満足なバス旅でした。



 ならまた湖
 ならまた湖は、利根川支流の楢股川を堰とめて出来た奈良俣ダムによる人造湖です。下流の方には藤原ダムによって出来た藤原湖が有り、ここには奥州平泉の藤原一族が隠れ住んだという伝説が残る藤原郷の民家160戸が沈んでいます。山間の道をくねくねと登って行くと、目の前が急に明るく広がり、至仏山を代表とする尾瀬の峰々を湖面に映す美しい景観の湖が見えて来ます。青空の元、気分良くダムの上の道を散策する事が出来ました。

 
 谷川岳
 午後から谷川岳へ、山の天気は変わり易く雲が重くなってしまっていたのが更に残念でした。昔は魔の山と呼ばれていた谷川岳ですが、今は次々やって来るロープウェイ「フニテル」に乗れば10分で気軽に天神平(1319m)まで登る事が出来、更に峠リフトに乗れば1502mまで上がる事が出来ます。ここから尾根伝いに約5時間で山頂までを往復する事が出来るそうです(写真上段中央)。谷川岳の山頂は  トマノ耳(1963m)とオキノ耳(1977m)からなり双耳岳と呼ばれ(写真上段左)、ここからは富士山や日本海まで臨む事が出来るそうです。
 その後タクシーで一の倉沢まで移動。降りた途端に衝立岩を見て「ワー!」と歓声を上げた後絶句、その雄大さに圧倒されて言葉になりませんでした。
岩壁に張り付く様に生えている木々、自然の厳しさがヒシヒシと伝わって来るようでした。



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