東京都庭園美術館                                                                                     　   　白金台に建つ旧朝香宮邸は、現在庭園美術館として多くの人々に親しまれています。 このアールデコの館で催される展覧会は、他の博物館でのそれと違って、展示物が建物に相互に融合し合い、独特な雰囲気を醸し出します。また、展覧会観賞の後の庭園の散策も大きな楽しみの一つです。 　私も時折この美術館を訪れ、展覧会・建物・庭園と季節の移ろいを楽しむと言う贅沢なひと時を得る事を幸せに思っています。

旧朝香宮邸のアール・デコ                                                                                          2006/9/11   今回は美術館自体が展示物と言う建物公開展です。普段の展覧会では写真撮影は禁止ですが、小客室の改修工事が終了し公開されるのを記念して、ボンボニエールと香水瓶が特別出品されている2Fのお部屋以外は、館内撮影が可能でした。また、普段公開されていないお茶室の「光華」も見学出来ました。 　建物見学が大好きな私の事ですので、カメラ持参で大張り切りで行って来ました。多くの観客で混雑していたので、広い部屋全体の雰囲気を掴んだ写真が撮れなかったのが残念ですが、それでも調度品一つ一つから、この建物の建築に関わった人たちの拘りが伝わって来る様に感じられます。

茶室　光華（こうか）　と　日本庭園

椎の木の間から松が生えて

芝生庭園　と　西洋庭園

ワシントンの桜 　この桜はワシントンのポトマック公園にある桜が里帰りしたものです。1912年（明治45年）にワシントンD.C.の要請で当時の東京市が寄贈した3000本の苗木が立派に成長、80年余りの歳月を経て、その苗木がふるさと東京に里帰りしました。 　写真右：モニュメントの左側に写っている桜の木もワシントンの桜です。

12月の庭園美術館　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　            　2005/12/9

カフェレストラン 「ｃafe 茶洒（サーシャ）                             kanetanaka」 　窓際のカウンター席のから 　　　　　　　　　　　　日本庭園を臨んで