2010/2/10
 長瀞宝登山蝋梅園 と 秩父まつり会館
 

 蝋梅園                                                

 長瀞町にある標高497mの宝登山の山頂一帯・約2,000平方メートルの敷地には、2,000本の臘梅が咲き乱れる蝋梅園があります。ここには一般的な素心蝋梅の他、和蝋梅・満月蝋梅の3種類があるそうですが、それを知ったのが帰りのロープウェイの中、何とも不勉強な事です。
前日の9日には晴れて4月中旬の気候となりましたが、当日の10日は一転して生憎のお天気、それでも傘を広げる事無く歩き回れただけでも良しとすべきかも知れませんが…。蝋梅の花を青空の下で観たらどんなに綺麗だったろう!とか、山頂から眼下に広がる秩父の町並みや、秩父のシンボル「武甲山」、鋸状の山容をした「両神山」などの抜群の眺めも望みたかったのに!など、ブツブツ言っても始まらないので、次回のお楽しみ!と言う事にしたいと思います。


 梅百花園                                               

 約170品種470本の梅が植林されていますが、2月の初旬の長瀞では見頃にはまだまだ早く、それでも数種類の花が迎えてくれました。私には「月の桂」という初めて観た品種が、とても美しく感じました。



 秩父まつり会館                                            

秩父夜祭りは、京都祇園祭・飛騨高山祭と共に日本三大曳山祭として知られています。300年以上の歴史があり、毎年12月2日、3日に笠鉾2基・屋台4基がけん引されます。笠鉾・屋台の特徴としては、全て組み立て・解体式であり、釘を使わずに装飾品の取り付けなどまで麻縄で締決するなどの伝統的な工法をとっている事です。また、屋台と笠鉾の違いは、屋台がその上で歌舞伎を上演する為の「廻り舞台」の装置を持ち、左右に芸座を付設出来る仕組みになっている事です。
 秩父まつり会館は、その秩父夜祭に関する資料を展示しています。1Fには豪華で壮大な笠鉾と屋台が各1基ずつ展示され目前で参観出来る他、映写室では夜祭りの準備からクライマックスまでが臨場感溢れる映像が映し出され、夜祭りを味わう事が出来ます。2Fでは祭の歴史・構成・関係資料を展示しています。
 華麗な中にも厳粛さが感じられる秩父夜祭り、実際に参加してみたい!と強く思っています。