2009年6月17日
横浜開港150周年 2009山手西洋館フェスタJUNE 花と器のハーモニー
 Re:レトロ山手
〜世界のトップフラワーアーティストによる花の饗宴〜

横浜港の開港150周年を迎えた2009年、山手西洋館では「歴史と国際交流」にスポットを当て、
毎年恒例の「花と器のハーモニー」が演出されました。
 ブラフ18番館
 ドリーン・ローリン (オランダ)
 テーマ New RETRO

 外交官の家
 チョウ・ユウカイ (台湾)
 テーマ おもてなし

 ベーリック・ホール
 前谷・裕一 (日本)
 テーマ Re:JAPAN 〜めぐり逢う日本の美意識〜

 エリスマン邸
 ガブリエレ・ワーグナー・久保 (ドイツ)
 テーマ ナチュラル カフェ

 山手234番館
 マリー・マルグリット・デッサン (フランス)
 テーマ 記念日〜金婚式を祝う〜
  
 山手234番館 2F ギャラリーには、西洋館7館のミニチュア が展示されていました。
作者の藤森周一さんは、退職後に趣味の模型作りを再開したところで山手西洋館の佇まいに魅せられ、7館全部の建築図面を調べて造られたそうです。今回の展示は234番館以外の館は外観のみの展示でしたが、他の館も屋根や各階に分解でき、普段見れない建物の内部や裏の部分を知る事が出来ます。細部まで丁寧に正確に作られていて、その苦心の程が伺えます。


 山手111番館
 チェ・ソンボク (韓国)
 テーマ 山手の休日

 横浜市イギリス館
 カトリン・ペダル・平井 (エストニア)
 テーマ 友人との語らい
「花と器のハーモニー」では、毎回花材として使われる物の多様さ・ユニークな発想に驚き、興味深く観て来るのですが、
今回の最大の驚きは、イギリス館のフラワー・アレンジでした。
中央の写真の花は百合の花を解体して花びらを組み立て直した造花(?)だそう、
花器は右側が松ぼっくりを、左側は細く裁断した木の肌が重ねて巻きつけてありました。
その上の写真の花器は葉っぱを張り付けて彩色し、中段右は同じサイズにカットした木くずを重ねたもので、結構厚みがありました。
「根気!根気!根気!何事も根気!」と言う言葉を思い出しましたけど、
花器ならともかく花までは…と言うのが私の正直な感想です。ごめんなさい。

そしてイギリス館ではもう一つ、初めて1Fで催されていたコンサートに参加する事が出来ました。
いつもコンサートは事前申し込み制なので、思い立ったが吉日!とばかりに気まぐれで行く私にはご縁がなかったのですが、
この日は「水岡のぶゆきグループ」のジャズ・ライブを楽しむ事が出来ました。
予期せぬ出会いで、今までと違った西洋館の楽しみ方が出来て、感激!でした。



花と器のハーモニー ハロウィーン クリスマス その他
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